簡単一級建築士

一級建築士試験のコツをお教えします。

計画2(一級建築士)

こんばんは、アメリカの為替の暴落が私の懐に打撃を与えていますが、インフルはかからず元気な今日です。アメリカの平均時給が26ドルと聞いていよいよ日本人も出稼ぎに行く時代だと思いますよね。

さて、今回は計画の2回目です。

計画は以前お話した通り暗記をすれば高得点の狙える、かつ、雰囲気でも解けてしまうような科目です。一番取っ付き易いがゆえに計画ばかり勉強したり、一方で、まったく手を付けないで直前追い込みとやっているような方は少し注意が必要です。5科目バランス良く勉強しましょう。

計画の近年の問題はやはりその年の話題ここ数年の建設業の中で起きた問題に関連した問が出題される傾向にあります。昨年も防災医療・福祉と言ったこのご時世に即した問題が出ましたし、工事監理と言ったシビアな内容も出ました。先日も集合住宅の火災がありましたが、恐らく今年度の問題もそういった内容に関連して出題される傾向が高いのではないかと思います。教科書をくまなく網羅することは素晴らしいことですが、こういった世の中のご時世と関連させながら勉強を進めていくとより効率的ですし、頭にも入りやすく実用的に学べると思います。せっかく勉強しているので机上と実務は大きく異なると思いますが、よくよく調べてみると点と点が繋がると思いますので、楽しく勉強していきましょう。

だるい話はその辺にしてサッシについて少しまとめます。

熱線反射ガラス:表面に金属膜をコーティングしたガラスで日射遮蔽効果が高く、ハーフミラー効果もあるので中高層ビルに使用されます。冷房負荷軽減です!

熱線吸収ガラス:金属成分を加えて着色したガラスで反射ガラス同様に日射遮蔽性があり、ハーフミラー効果もあります。これもよく見るかけるのはビルですね。これは、熱を吸収するので熱割れ注意です。

複層ガラス:2枚のフロートガラスの間に空気層をはさんでガラスです。これは断熱性      が高く結露防止も期待できるので住宅に良いですね、北部屋とか。

Low-Eガラス:複層ガラス+金属膜コーティングがこれです。即ち、断熱性に加え熱反射ガラスのような日射遮蔽も加えられた代物です。最近のエコな建物はこれ使うことが多いですよね。

網入りガラス:ガラス+網です。防火地域で使用されますよね。そう、防火性です。火災延焼防止が主です。

強化ガラス:字のごとく強いです、耐衝撃性に特化しており、通常の3~5倍です。安全性が高いのでビルやカフェ又はスマホ液晶、ガラスの机にも使われます。

耐熱強化ガラス:強化ガラス+耐熱性です。

合わせガラス:板ガラス同士をフィルムでくっつけたガラスで、安全性が高いです。人が誤ってぶつかりそうな所に使われます。フィルムで密着しているので飛散しづらいです。防犯ガラスにもいいでしょう。

ガラスは種類が多く、用途に合わせて適切な商品を選定することが大切です。実務でもサッシの選定はコスト面はもちろん、安全性や省エネ性、防犯性など様々な観点からセレクトする必要があります。その基本的な知識が頭に入っているよねと確認して出題されているような物です。抵抗がなく頭に入る内容だと思いますのでサクッと覚えて次に行きましょう。

ここで、試験に関して少しアドバイスします。

計画の1問目は倫理的な問題が出ることが多いです。これが、とにかく初めてお目にかかる用語が出て、頭が一瞬真っ白になります。是非、問題用紙をめくる前に1問目は解けたらラッキーくらいの気持ちで準備しておく事をおすすめします。笑

唐突に入れてしまいすいません。書いている間に思い出しのでお伝えしようと思いました。笑

 

みなさんも勉強は飽きてくると思いますが工夫を絶やさず色々模索して自分なりの勉強方法を見つけて下さい。It's worth a shot!!